NPO法人エコプロ共催行事・六十里越街道トレッキング
 天候は・曇り/参加者23名
2012年10月28日(日曜)
 六十里越街道は山形城下と鶴岡城下を結ぶ街道としてまた、湯殿参りに詣でる人たちが往来した街道であり、現在は山形自動車道が4代目を受継いでいることになります。この時期は、山々が錦秋の彩を見せる頃で、山形自動車道や3代目国道112号花笠ライン、2代目旧112号を車窓から眺めながらドライブも素晴らしい紅葉を見ることができます。六十里越街道は時代を反映した道作りで便利になってきましたが、往時の繁栄振りを垣間見ることや、生活感や季節の美しさは歩くことで伝わり、先人の思いを感じることができると思います。  今回は、天気予報を見て雨になると予想しながら早めの行動でしたが、昔も現在の予報とは行かないまでも、勘に頼ったり、そこに伝わる天気の話などを聞きつけ準備をして、早出や遅出など話し合ったことを想像します。腹が減れば茶屋で一服、我々はオートキャンプ場で昼食、一寸休みはチョコや飴の代わりに何を食べたのだろう?こんなことを考えながら歩くのも楽しいですね。  今年も雨になってしまいましたが、遅い紅葉前線に最初から最後までまさに錦秋の街道歩きを堪能できました。町史跡に指定された古の石畳と、整備された都市公園などミスマッチが織り成す初代六十里越街道をまた来年歩きましょう。(スタッフ:まなべ)
コース:一本木沢追分〜四ツ谷山ノ神〜弓張茶屋跡〜石塔坂〜志津常夜灯〜玄海古道〜ネイチャーセンター(玄海)約6`5時間
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